ブレード　VG-10　ダマスカス鋼
ハンドル　マイカルタ



ステンレスの素材を幾十にも重ねて研ぐ事で、波の様な模様が浮き出る手法「ダマスカス」。
主に海外をターゲットと製品で、日本らしさを残した直線的なフォルムにエレガントな曲線を加えました。ハンドルは人間工学を考えた寸法関係にしているので、非常に持ち易いデザインとなっています。

ブレード材質：美しい模様が浮かび上がる「ダマスカス鋼」

VG-10はコバルトを含有したハイ・カーボンステンレス鋼です。硬度60-61と硬く、切味・耐摩耗性に優れた包丁には最適な材質です。そのステンレス鋼を両面合わせ33層も重ね、鋭利に研ぐ事によって浮かび上がる波の様な美しい模様で、彩雲（雲と雲間にもれる光の輝き）を表現しています。職人の技により出来上がったその美しい模様は、多くの料理人を魅了します。


切れ味：日本刀の形状であるハマグリ

日本刀の形状であるハマグリ刀に仕上げています。抜群の切れ味と、その持続性を保証します。また、研ぎ直しも容易にできます。


熱処理：サブゼロ処理

サブゼロ処理という焼き入れ後に−70℃以下に冷却する特殊な処理をほどこす事により、高い硬度と靭性を与え「折れず・曲がらず・良く切れる」を実現しました。

ハンドル材質：美しく機能的な「マイカルタ」

マイカルタとは、樹脂と麻綿布を高圧をかけて作った素材です。耐熱・耐水性に優れ、気温や湿度による収縮、膨張がないハイテク素材です。湿度や気温での収縮膨張がないため、包丁の素材としては理想的素材です。


模様も計算に入れたジャパニーズモダンなハンドルのデザイン

マイカルタの美しさが際立つ様に、模様も計算に入れたデザインにしています。日本らしさを残した直線的なフォルムに、エレガントな曲線を加えたデザインに。ハンドルは人間工学を考えた寸法関係にしているので、非常に持ち易いデザインです。

清潔：鍔付一体型包丁

鍔とブレードを一体にしていますので、ハンドルとブレードの間に隙間がないため、水などが染み込みにくい造りになっています。さらに、従来の庖丁は、木柄の中に挟まれているハンドル内部の金属が、錆びたりボロボロになったりしましたが、彩雲はハンドル内部に錆びないステンレスを使用しましたので、従来のようにハンドル内部が錆つきません。